カウンターストレインとは?
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カウンターストレインとは?
オステオパシーと呼ばれるアメリカ発祥の医療体系があります。
カウンターストレインはオステオパシーの治療家であったジョーンズという人が発見した方法です。
その理論は
関節が痛い時、動きが悪いのは、関節そのものに原因があるのではなく、その関節を曲げたり伸ばしたりする筋肉のバランスが悪いために起こるのだという理論です。
どんな時に
筋肉に対して、急激なショックや無理に伸ばそうとする力が働くと、伸ばされた筋肉を縮めようとして、脳から収縮命令が出ます。
普通は元に戻るのですが、急激な収縮命令のため、もう緩んでも良いはずの筋肉がその後も縮んだまま元にもどらなくなる時があります。
それを筋肉がロックすると言います。
縮んだ筋肉は縮んでいますという信号を脳に送り続けています。ですが、それは本人にはなかなか気付きにくいものです。
やがて、ショックのことは記憶から忘れてしまうのですが、筋肉は已然と収縮したまま、そのため筋肉のバランスの不均衡が起こり、関節の動きに制限がかかってきます。
その結果、痛みが出てきたり、力が入りにくい、動きがぎこちなくなる、等の症状が起こってきます。
縮んだ筋肉の緩め方
縮んだ筋肉を緩ますには、その場所の筋肉がたるむような関節の角度を作ります。
そしてその姿勢で90秒間じっとしていますと、筋肉が緩んで来て、脳がもう縮まなくても良いということを学習します。
90秒後再び脳に収縮のショックがかからないように、ゆっくりと筋肉をのばしていきます。
すると収縮していてそのままだった筋肉が緩んできて、復活してきます。
筋肉に弾力が戻り、元のように縮むことができるようになります。